働きながら公務員試験の勉強をする

働きながら公務員試験の勉強をしている人は少なくありません。また、20代後半の人で地方公務員として採用された人も珍しくありません。しかし、国家公務員・地方公務員を問わず、官庁は本来、新卒採用を前提とした人事制度を採っていますから、新卒者以上に既卒者にとっては狭き門といえます。

地方公共団体の場合、待遇面などでの制度変更によって地方公務員試験の受験者が減少しています。そのため、人員不足をきたしている自治体も少なくありませんので、そのような市町村では転職者の応募も大いに歓迎されることでしょう。しかし、国家公務員の場合は事情がずいぶんと異なるようです。

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国家公務員採用試験においても既卒者の合格は珍しいことではありません。しかし、合格した後の官庁訪問の段階で、すでに民間企業に勤務している人は、大きなハンデを背負うことになります。業務説明会と官庁訪問のために、何日にもわたって会社に休暇届を出さなければなりません。また、地方から東京の本省へ官庁訪問する場合などは、交通費のみならず滞在費用も馬鹿になりません。

働きながら公務員試験を受ける場合は、現住地の自治体の試験に応募することがもっとも有利です。また、地方公務員試験の場合は所要日数が限られていますから、現住地以外の自治体を受験しても大きな負担とはならないでしょう。しかし、国家公務員の場合は、その受験する職種によっては重い負担や困難を伴いますので、勤務先での仕事の調整なども含めて、事前に周到な受験準備をしておくことが必要です。

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